@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00001009, author = {高野, 和彦}, issue = {1}, journal = {Dokkyo journal of medical sciences}, month = {Mar}, note = {アンジオテンシン受容体拮抗薬 (angiotensin receptor blocker:ARB) であるイルベサルタンは,ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体の活性化作用を併せ持つことが知られており,メタボリックシンドロームの改善効果が期待できる.本研究では降圧薬であるイルベサルタンの糖・脂質代謝に対する影響を検討した.イルベサルタン,テルミサルタン以外のARB 内服中の高リスク高血圧患者132 例を対象とし,内服中のARBから相当量のイルベサルタンへの切り替え投与を行い,イルベサルタン投与前と3 ヶ月後で血圧,糖・脂質代謝パラメーター,炎症マーカー,アディポネクチンの血中濃度を測定した.血圧,低比重リポ蛋白コレステロール,ヘモグロビンA1c, 高感度C 反応性蛋白に有意な変化は認められなかった.しかし,アディポネクチン,高比重リポ蛋白コレステロール値は有意に増加 (P=0.0001, P<0.0001),トリグリセリド値は有意に減少 (P=0.008) を示した.イルベサルタンには心血管保護作用を有するアディポネクチン増加作用があることが示され,これにより糖・脂質改善作用を発現することが示唆された., 学位申請論文}, pages = {T21--T24}, title = {イルベサルタンの糖・脂質パラメーターに対する効果}, volume = {39}, year = {2012}, yomi = {タカノ, カズヒコ} }