@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00001012, author = {樋口, 芙未}, issue = {1}, journal = {Dokkyo journal of medical sciences}, month = {Mar}, note = {目的:ガンマナイフ(Gamma Knife Radiosurgery:GKRS)は同時に多発する病変を治療でき,患者への侵襲も少ないため,転移性脳腫瘍の治療において非常に重要な役割を果たしている.しかしながら,ガンマナイフで治療できる腫瘍は30 mm 以下の病変であり,嚢胞性の病変では,充実性部分の容積が小さいにもかかわらず,腫瘍全体の大きさがこれを超えてしまうことを多く経験する.そこで,我々はこのような嚢胞性病変に対して,定位的内容物吸引術を施行したのち,同日ガンマナイフを行う方法(One-day aspiration/GKRS:ODA/GKRS)を行い,この有用性と効果について検討した.方法:当院にて,2005 年2 月から2010 年4 月までに25 患者,26 の嚢胞性病変に対して施行したODA/GKRSについて後方視的に検討した.Leksell Gamma Plan を使用し,吸引術前後の標的体積を測定した.また照射線量,腫瘍の局所コントロール,合併症について検討した.結果:吸引術前の平均標的体積は20.0 cm3 で,吸引術後には10.3 cm3 と約50%の体積縮小が得られた.1 例を除き,辺縁線量は20 Gy 以上を維持できた.3 ヶ月以上生存した21 例のうち,16 例(76%)では,死亡または,最終経過観察までの期間,局所のコントロールは良好であった.結論:One-day aspiration/GKRS 法は嚢胞性の転移性脳腫瘍に対して有用な治療方法である.吸引術により,有効に腫瘍体積を000152828減ずることができ,これにより,十分な辺縁線量,腫瘍のコントロールが可能となる., 学位申請論文}, pages = {T37--T42}, title = {嚢胞性転移性脳腫瘍に対する嚢胞包吸引/GKRS (Gamma Knife Radiosurgery)同日施行法}, volume = {39}, year = {2012}, yomi = {ヒグチ, フミ} }