@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00001071, author = {富永, 圭一 and 草野, 浩治 and 小池, 健郎 and 櫻井, 紘子 and 前田, 光徳 and 平石, 秀幸}, issue = {3}, journal = {Dokkyo journal of medical sciences}, month = {Oct}, note = {2011 年3 月11 日に太平洋三陸沖を震源として発生した東北地方太平洋沖地震はその後の東日本大震災を引き起こし,死者・行方不明者は19000 人を超え,津波や福島第一原子力発電所事故の被災者の多くはいまだ帰還の見通しが立っていない.東日本大震災の被災地では,医療・介護の問題もクローズアップされた.被災地は高齢化が進んだ地域が多く,そのうえ被災により医療施設・介護施設が損壊した.震災発生直後から,医療チームの派遣などの支援が行われたが避難所生活の長期化により,被災者の体調悪化が指摘された.一方,医療・介護従事者自身も被災者であり医療・介護の復興に向かうために何が必要で何をすべきか多くの問題が投げかけられた.震災後,国は様々な対応策を講じ医療保険・介護保険の負担軽減や医療施設・介護施設の復旧のための財政支援が手当てされ,被災地及び国において復興に向けた議論・政策が開始されている.今後は復旧後を見据えて被災地域において医療・介護ビジョンをどう描くかが注目される1).消防庁防災課編集の災害対策基本法第2 条には「災害とは暴風,豪雨,豪雪,洪水,高潮,地震,津波,噴火その他の異常な自然現象又は大規模な火事,若しくは爆発その他その及ぼす被害の程度においてこれらに類する政令で定める原因により生ずる被害をいう」と定義されている.従って,ひとえに「災害と消化器疾患」と言っても災害の原因や発生時期,災害発生地域の衛生環境などにより発生する消化器疾患や消化器症状には相違が生じ得ると思われる.また,災害発生からの時間的変化によっても急性期 (災害発生後3 日目まで) から亜急性期(災害発生以降2 週間程度),慢性期と発生する病態も異なる.本稿では災害に関連した消化器疾患・症候に関して急性期から亜急性期,慢性期に分け,上部・下部消化管,肝胆膵疾患のそれぞれについて考えたい., 特集}, pages = {259--264}, title = {消化器疾患(〈特集〉災害医療)}, volume = {39}, year = {2012}, yomi = {トミナガ, ケイイチ and クサノ, コウジ and コイケ, タケロウ and サクライ, ヒロコ and マエダ, ミツノリ and ヒライワ, ヒデユキ} }