@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00001090, author = {林, ゆめ子}, issue = {1}, journal = {Dokkyo journal of medical sciences}, month = {Mar}, note = {ヒト循環血中の樹状細胞( DC)にはmyeloid DC( mDC)とplasmacytoid DC( pDC) の2つの主要なサブセットが存在し,mDC は,Th1 を誘導するmDC1 と,Th2 を誘導するmDC2 に分けられる.本研究では,Th1疾患であるサルコイドーシス( サ症)( n=30)とTh2疾患であるアトピー性疾患( n=23)における末梢血DC サブセットを,健常人 (n=23)と比較して検討した.フローサイトメトリーを用いて末梢血中のmDC(CD11c+),pDC( CD123+),mDC1( CD1a+),mDC2( CD141+)のサブセット解析を行った.サ症群では総DC, mDC の数が有意に低下していた.mDC/pDC 比は3 群間で差がなかった.CD1a+mDC は,サ症群では対照群と差がなかったが,アトピー群ではCD1a+mDC の減少,CD1a−mDC の増加を認め,CD1a+/CD1a−mDC比は小さかった.CD141+mDC はアトピー群で有意に増加していたが,CD141−mDC 数は3 群間で有意差はなかった.CD141−/CD141+mDC 比はアトピー群で有意に低値であった.アトピー群では,CD1a+mDC の減少とCD141+mDC の増加を認め,末梢血中DC の動態がTh2 への偏倚を反映するものと考えられた.サ症では,DC 数は減少し,その動態からはTh1/Th2 の偏倚は明確でなく,肺などの病変局所に集積したDC を用いた解析が必要と考えられた., 学位申請論文}, pages = {T13--T22}, title = {Th1/Th2 関連疾患における末梢血樹状細胞サブセットの解析}, volume = {40}, year = {2013}, yomi = {ハヤシ, ユメコ} }