@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00001092, author = {東, 奈央子}, issue = {1}, journal = {Dokkyo journal of medical sciences}, month = {Mar}, note = {ロクロニウム(RB)は、持続投与可能な初の筋弛緩薬であるが、肝機能障害患者では作用持続時間が延長する可能性がある。本研究では、肝機能障害を有する患者のロクロニウム(RB)持続投与の安全性について調べた。肝臓疾患以外で筋弛緩薬効果に影響を及ぼす合併症を有さない患者を対象に、プロポフォールとレミフェンタニルにて全身麻酔を施行して、筋弛緩モニタを指標にロクロニウムを持続投与し、その各種作用時間について記録した。そして、術前の肝機能をインドシアニン・グリーン試験で評価し、10%未満の患者(C群:49名)と20%以上の患者(H群:37名)に分けて比較検討した。RBの初回投与後の回復時間はH群が有位に延長していた(p<0.05)。また、適切な筋弛緩を得るために必要なRBの持続投与量はH群がL群と比較して優位に少なかった(p<0.05)。一方、RBの持続投与中止後の筋弛緩の回復時間、スガマデックス投与後の筋弛緩拮抗時間において、H群で有意な延長がみられた。以上の結果から、肝機能障害を有する患者においても、筋弛緩モニタを継続的に行うことで、安全にRB持続投与を行うことが可能となると思われた。, 学位申請論文}, pages = {T29--T35}, title = {肝機能障害患者におけるロクロニウム持続投与の安全性についての検討}, volume = {40}, year = {2013}, yomi = {ヒガシ, ナオコ} }