@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00001957, author = {豊嶋, 三枝子 and 小口, 多美子 and Mieko, Toyoshima and Tamiko, Oguchi}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,看護職の定年退職に対する思いと老後の生活への準備の有無との関連を明らかにし,看護職に対する「退職準備プログラム」を考案するための基礎的資料とすることである.50歳以上の看護職者652名に対し,郵送による質問紙調査を行い,414名(回収率63.5%)から回答を得た.そのうち有効回答数は409名(98.8%)であった.看護職の定年退職に対する思いは,因子分析の結果6因子が抽出された.また老後の準備はしている者が148名(36.2%),していない者が261名(63.8%)であった.老後の準備をしている群としていない群の2群に区分し,定年退職に対する思いの6因子それぞれについて有意差を求めた結果,老後の準備をしている者は,因子Ⅰ(歓迎)において有意(p<0.05)に高く,定年退職を肯定的に受け止めていた.反対に,老後の準備をしていない者は,因子Ⅲ(逃避)(p<0.01),因子Ⅳ(あきらめ)(p<0.05)において有意に高く,定年退職を否定的に受けとめていることが明らかになった.老後の準備をしていない者の定年退職に対する否定的な受け止め方は,定年退職が心理的危機となり,定年退職後の生活を有意義に送ることができなくなる可能性があると思われる.以上のことから,定年退職後の生活が有意義なものとなるように,看護職が老後の生活設計を立案でき,老後の生活の不安が軽減できるための支援のひとつである退職準備教育プログラムの必要性が示唆された.}, pages = {23--28}, title = {看護職の定年退職に対する思いと老後の生活への準備の有無との関連}, volume = {1}, year = {2008} }