@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00001960, author = {坂哉, 繁子 and Shigeko, Sakaya}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究は,高齢の関節リウマチ(Rheumatoid Arthritis以下 RA)患者の発病から現在までの病気に伴う体験とそのプロセスを明らかにすることを目的とした.倫理的配慮を行ったうえで,リウマチ専門医の治療を受けている65歳以上の患者5名に,半構成的面接を実施し,質的帰納的に分析を行った.その結果,1)思いがけずRAになりわからないので調べた,2)RAの痛みは多様でつらい,3)医師の治療以外に代替療法をやった,4)発症原因や症状が改善しない理由を生活の仕方や治療方法にさがす,5)RAは百人百様なので専門医・病院における治療が大事,6)治療しても徐々に悪くなる,7)RAの進行・治療・加齢によって健康問題がおき日常生活の支障をきたしている,8)RAの症状を人に知られたくない,安らぐ場所がなく先のことを考えると悲しくなる,9)治療する生活が日常となっている,10)徐々に自立できなくなっているので周囲の人に助けてもらっている,11)RAになったことは運命だから仕方がない,生きがいを持って生活する,の11カテゴリーが抽出された.それらを構造化することで,RAの進行に伴い,発症初期の混乱しながら治療や代替医療をやってきた時期,治療をしていても再燃し治療の副作用,機能障害の拡大などにより援助を受ける生活を余儀なくされていく時期,そして,高齢になりRAと加齢の両方から生活の支障は大きくなり他者からの援助量が増大していく中で,何とか生きがいや目標を見出していく時期の3期に分けられた.RAの進行と加齢が関係しており,この体験のプロセスは,高齢RA患者を理解する際に有用であると考えられる.}, pages = {49--59}, title = {高齢関節リウマチ患者の体験とそのプロセス}, volume = {1}, year = {2008} }