@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00001965, author = {荒添, 美紀 and 石綿, 啓子 and 佐藤, 佳子 and 鈴木, 明美 and 成沢, 友美 and Miki, Arazoe and Keiko, Ishiwata and Yoshiko, Satoh and Akemi, Suzuki and Tomomi, Narusawa}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は, 看護学生のコミュニケーション・スキルが実習の進度によってどのように変化していくのか, またどのような要因が関係しているのかを明らかにすることである. 調査対象は, A看護専門学校のX回生147名の看護学生で, コミュニケーション・スキルの変化をみるために, 1年次から3年次までの3年間を縦断的に調査した. 質問紙は, [看護場面における人間関係をつくるためのコミュニケーション・スキル尺度」, 「Kikuchi's Socail Skills Inventory 18」を使用した. 要因は, 人的要因として, 患者要因, 自己要因, 指導者・教員要因, グループメンバー要因, 家族・友人要因, その他の要因として, 悩み要因, 相談要因, 承認要因, 協力要因, 指導要因とした. またコミュニケーションを図るうえで困難と感じていること, コミュニケーションをどのような目的およびその目的別の困難さを同時に質問した.  その結果, コミュニケーション・スキルの得点は実習が進むにつれ, 高くなっていたが, 社会的スキルの得点は実習の進度とは関係がなかった. 要因では, 自己要因, 悩み要因, 承認要因の得点と関係があることが明らかになった. また, コミュニケーションを図るうえで困難と感じていることでは, 領域別看護学実習I後では, 「何を聞いてよいかわからない」, 「会話が続かない」などと感じている学生は多かったが, 領域別看護学実習III後では減少していた. また, コミュニケーションを図る目的や目的別の困難さでは, 「日常生活援助のため」から「治療・検査・処置の説明のため」, 「不安・苦痛の緩和のため」に変化していた.  以上の結果から, 看護学生のコミュニケーション・スキルの上達には, 学生自身の意識や友人関係, 承認などの必要性が示唆された.}, pages = {12--23}, title = {看護学生の看護場面におけるコミュニケーション・スキルの変化とその要因}, volume = {2}, year = {2009} }