@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00001967, author = {小口, 多美子 and 書上, まり子 and Tamiko, Oguchi and Mariko, Kakiage}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {関東にある自閉症児の親の会に所属する保護者を対象に, 質問紙による調査を実施し, 医療機関受診時に医療者から受けた良い対応を明らかにするものである. 自由記述式である. 回答は, 77名(有効回答率30.8%)から得られ, 記述文をカテゴリ化し分析した結果, 6つのカテゴリ, 【児を安心させる言動】【待ち時間・待合室の配慮】【児の安全への配慮】【保護者への共感的態度】【看護職による医師への働きかけ】【視覚的な情報の提供】と, 7つのサブカテゴリ〔子どもに合わせて言葉かけ〕〔優しい表情・行動〕〔予約ができる〕〔待つ場所への配慮〕〔個室の準備〕〔無理に押さえつけない〕「子どもへの安全への配慮〕, 83記録単位としてまとめられた. それらをMargaret C.Soudersらの報告にある, 自閉症児・障害者の外来受診時の看護ケアに必要な方略の<Reward : 賞賛する>, <Visual : 映像>, <Imitation /role-modeling paired with reinforcement : モデルを示す><Body-hold techniques : 気晴らしのテクニック><Body-hold techniques : 身体固定の技術>に相当することを実施していることが伺えた. さらに, 待っている児と保護者への配慮, 保護者自身への共感的態度を示すなど, 医療者が対応していることが明らかになった.  自閉症児と保護者がパニックになることなく, 受診の目的を達することができるために, これら実施されている対応は医療者間に共有することが重要である. また, 今後, 医療者が意図的に対応していることを明らかにすることが必要である.}, pages = {35--42}, title = {医療者から受けた良い対応 -自閉症児の保護者からのアンケート調査より-}, volume = {2}, year = {2009} }