@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00001972, author = {須佐, 公子 and 坂哉, 繁子 and 村田, ひとみ and Kimiko, Susa and Sigeko, Sakaya and Hitomi, Murata}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究は,居宅介護支援事業所のケアマネージャーを対象とし,高齢者の在宅ターミナル期の支援状況,在宅サービスの充足状況,介護保険制度上の問題点を明らかにすることを目的とし,平成18年10月~ 11月に無作為抽出した居宅介護支援事業所のケアマネージャー200名に対し郵送法による質問紙調査を行った.その結果,①ケアマネージャーのターミナル期の支援状況は,「療養場所選択の支援」「医師の紹介」「訪問看護導入」「緊急時の受け入れ先の紹介」「ターミナル期に利用できるサービスの紹介」「訪問回数の増やす」「急変時の訪問」「死亡後の訪問」の8項目において,約9割のケアマネージャーは意識的に支援を行っていた.②ターミナル期に利用可能なサービスの充足状況では,『充足している』が訪問入浴では約5割,訪問看護,訪問介護では約3割,通所介護,短期入所,往診医では2割以下であった.③在宅ターミナル期を支援するための在宅サービスや制度についての自由記載から,「在宅ターミナルに対応する医師の不足」,「家族へのレスパイトケアや精神的サポート体制が必要」,「在宅サービスの24時間体制や量的整備が不十分」,「在宅サービス提供者のターミナルケアに対する意識や知識」,「サービス事業者のターミナル期の利用者の受け入れが困難」,「在宅ターミナルに向けての入院中の説明や退院支援の不足」,「本人・家族と医療者の意志の不一致」,「介護保険制度上の問題」,「医師との連携が困難」の9 つのカテゴリーが抽出された.今回の調査結果から在宅でのターミナルケアを支援するサービスが量的にも質的にも十分でないことが示唆された.今後さらに,詳細な調査を行い,在宅ターミナル期の支援状況,サービス充足状況を明らかにしていく必要がある.}, pages = {35--42}, title = {ケアマネージャーから見た在宅高齢者のターミナルケア体制の現状と課題}, volume = {3}, year = {2010} }