@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00001984, author = {佐藤, 佳子 and 米澤, 弘恵 and 石綿, 啓子 and 鈴木, 明美 and 遠藤, 恭子 and Yoshiko, Satoh and Hiroe, Yonezawa and Keiko, Ishiwata and Akemi, Suzuki and Kyoko, Endo}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、プリセプター看護師の役割受容を臨床経験年数別に比較することによって役割受容の違いを明らかにすることである。  対象者は、プリセプターシップを導入している450 床以上の病院7 施設に勤務し、プリセプターの役割を担っている看護師320 人である。調査には、三川が作成した役割受容尺度を用いて自記式質問紙調査を行った。分析には統計解析ソフトPASW Ver.18.for Win.を用いて、記述統計、一元配置分散分析、多重比較を行った。  その結果、229人(有効回答率:84.5%)を分析した。対象者を看護師の臨床経験年数に2 ~ 3 年目をA群(n=100)、4 ~ 5 年目をB群(n=78)、6 年目以上をC群(n=51)の3群に分類した。3群別でみると、A群の平均年齢は24.2 ± 1.7 歳、所属病棟での経験年数は平均2.9 ± 0.3 年であった。B群の平均年齢は25.7 ±2.7 歳、所属病棟での経験年数は平均3.8 ± 1.0 年であった。C群の平均年齢は31.2 ± 4.3歳、所属病棟での経験年数は平均3.5±1.8年であった。役割受容は4つの下位尺度から構成されている。<役割満足(8項目)>の平均得点では、全対象者は24.1 ± 4.3 点、A群は23.8 ± 4.5 点、B群は23.7 点± 4.1 点、C群は25.0 ±3.8 点であった。<役割評価(7項目)>の平均得点では、全対象者は22.7 ± 3.9点、A群は22.4 ± 3.6 点、B群は22.4 ± 3.6 点、C群は23.3 ± 3.7 点であった。<役割有能感(5項目)>の平均得点では、全対象者は12.2 ±3.1 点、A群は11.6 ± 3.3 点、B群は12.3 ± 2.8 点、C群は13.0 ± 3.0点であった。<役割達成(7項目)>の平均得点では、全対象者は22.3 ± 2.9 点、A群は22.3 ± 2.9 点、B群は21.8 ± 2.7 点、C群は22.9 ± 3.0 点であった。役割受容の3群比較では、<役割有能感>で3 群間に有意差(P < 0.05)がみられ、臨床経験年数2 ~ 3年目のA 群と6年目以上のC群の間で有意(P <0.05 F=3.60)に A群が低かった。<役割満足><役割評価><役割達成>では、臨床経験年数4 ~5 年目のB群が最も低い傾向を示した。  プリセプター看護師の<役割有能感>は、臨床経験年数で異なることが明らかになったことから、プリセプター看護師の臨床経験年数を踏まえたプリセプターシップの検討が必要であることが示唆された。}, pages = {89--100}, title = {プリセプター看護師における役割受容の臨床経験年数別の比較}, volume = {4}, year = {2011} }