@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00001995, author = {室伏, 圭子 and Keiko, Murofushi}, issue = {1}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {May}, note = {本研究は,女性看護師の,男性患者から受けるセクシュアル・ハラスメント(以下,SHと略して記述する場合がある)的行為に対する「SHである」あるいは「どちらともいえない」という認識を規定する要因を明らかにすることを目的とした.  全国500病院に質問紙調査を依頼し,調査協力に承諾の得られた94病院に勤務する1080名の女性看護師を対象とした.回収率は70.0%であった.質問紙調査の選択項目については,統計的手法を用いて分析をおこなった.SH的行為が含まれる事例に関する自由記述の内容は,帰納的質的研究方法を用いて分析した.  SHの経験率は「ある」50.7%,「ない」28.0%,「どちらともいえない」19.7%であった.血圧測定時のSH的行為が含まれる事例に対する回答結果を分析した結果,「SHである」という回答の自由記述の分析からは12 カテゴリーを,「どちらともいえない」という回答の自由記述の分析からは11 カテゴリーを導いた.  記録数の多い6つのコアカテゴリーからは,「SHである」「どちらともいえない」という認識を規定する共通認識として,(1) SH的行為が2回続いた場合は故意の可能性が高い,(2)SHとは,それを受ける側にとって「不快な性的言動」である,(3)故意かどうか不明である場合,はっきりSHとはいえない,(4)患者の状態および状況を考慮しなければならない,(5)血圧測定方法を改善することによってSHを予防できる,(6)血圧測定時はSH的行為が起こりやすい,を見出した.}, pages = {63--73}, title = {男性患者からのセクシュアル・ハラスメント的行為に対する女性看護師の認識に関する研究}, volume = {5}, year = {2011} }