@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00001997, author = {石川, 美智子 and 板倉, 朋世 and Michiko, Ishikawa and Tomoyo, Itakura}, issue = {2}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究は,コーチングについての実践を研究した国内の文献をレビューすることによって,日本におけるコーチングの活用とその効果を明らかにすることを目的としたものである.1983年から収録を開始したデータベース医学中央雑誌のWeb 版(ver.5),国立情報学研究所 学術情報ナビゲータ(CiNii) および学術研究データベース・リポジトリ(GiNii)にて,キーワードを「コーチング&看護」として検索し,コーチングの実践が明示されている文献を研究対象とした.その結果,35件が抽出された.看護におけるコーチングの活用とその効果として,以下の6点があげられる.1.最も早期に出版された文献の年代は2003年であった.国内における医療場面を題材にしたコーチングの参考書籍が出版された時期と合致し,この頃から医療の分野においてコーチングが活用され始めたと考えられる.その後2005年の8 件がピークになって以来,2010年迄の5 年間では平均5.7(SD ± 1.6) 件で,文献の数でみる限りコーチングの活用が進んでいるとは言い難い状況である.2.文献に示されたコーチングの活用スタイルは,【実践的活用】【トレーニングとしての活用】【コーチング概念の活用】に集約できた.3.現時点での看護におけるコーチングの活用の場は主に病院であり,看護職にとってコーチングは活用の前段階である学習の段階にあるが,今後さらなる活用の可能性が示唆されている.4.コーチングによって,患者が治療と向き合い治療を少しでも楽に継続できるようサポートされるということを示唆するメディカルコーチングの典型が示されている.5.看護師がコーチングを実践することによって,日常の看護活動が意識的な実践に変化し,コミュニケーションの質と量が向上するという,看護師の行動変容が起こることが示された.6.コーチングスキルという語彙を得たことによって,暗黙知であった自分の実践に言葉が与えられ,次に列なる課題を明確にし,向かうべき方向性の示唆を得ることができる.}, pages = {1--11}, title = {看護におけるコーチングの活用とその効果 -国内の文献レビューを通しての分析-}, volume = {5}, year = {2012} }