@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:02000035, author = {松本, 幸絵 and Matsumoto, Yukie and 小西, 敏子 and Konishi, Toshiko and 藤野, 彰子 and Fujino, Shoko}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {【目的】 化学療法を受ける進行膵がん患者の病いとの向き合い方を明らかにする. 【方法】 化学療法を受ける進行膵がん患者9 名を対象に,半構造化面接を用いてデータ収集を行い,質的・帰納的に分析した. 【結果】 分析の結果,化学療法を受ける進行膵がん患者の病いとの向き合い方として367 のコードが抽出され,それらは32 サブカテゴリ,11 カテゴリにまとめられ,最終的に【化学療法は受け続ける】【副作用症状にうまくつき合う】【生活の質を保つ努力をする】【大切な人が生きていけるように備える】【自分の信念を貫く】【周囲の支えに生きる力をもらう】の6 つのコアカテゴリが抽出された. 【結論】 化学療法を受ける進行膵がん患者は,根治できなくても【化学療法は受け続ける】ことで,一日でも長く生き延びる希望を見出し,【副作用症状にうまくつき合う】ことや【生活の質を保つ努力をする】ことで,今受けている治療を一日でも長く続けることができるように取り組んでいた.その一方で自分の限られた生の時間を意識し,自分がいなくなっても【大切な人が生きていけるように備える】ことに取り組んでいた.これらの取り組みは,【周囲の支えに生きる力をもらう】ことを原動力にして,膵がんになっても変わらず【自分の信念を貫く】という価値観を支えに病いと向き合っていた.看護者は,化学療法を受ける進行膵がん患者が,根治できなくても化学療法を受け続ける一方で,自分がいなくなっても大切な人が生きていけるように備えをしながら病いと向き合っていることを理解し,支援する必要性が示唆された.}, pages = {1--11}, title = {化学療法を受ける進行膵がん患者の病いとの向き合い方}, volume = {16}, year = {2023} }