@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:02000036, author = {飯塚, 千凡 and Iizuka, Chiho and 板倉, 朋世 and Itakura, Tomoyo and 河野, かおり and Kono, Kaori and 遠藤, 恭子 and Endo, Kyoko and 茅島, 綾 and Kayashima, Ryo}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {【目的】 ALS 患者に関する医学・看護研究を分析し,ALS 患者のQOL を高める看護を明らかにする. 【方法】 医学中央雑誌Web 版(Ver.5)を用いて,「筋萎縮性側索硬化症」「QOL」「看護」をキーワードとしand 検索を行った.研究目的に合致した33 文献の内容を要約表にまとめ,ALS 患者のQOLを高める看護内容を抽出し,質的記述的分析を行った. 【結果】 90 コードが抽出され,26 サブカテゴリ,8 カテゴリにまとめられた.ALS 患者のQOL を高める看護として,【患者が抱く「生と死」に対する葛藤を受け止め,納得する生き方に必要な意思決定を支援する】【患者が人生において大切にしていることを基盤に,新たな生きがいを見出せるように援助する】【障害が進行する中でも,心身の状態をアセスメントしながら患者の希望に沿った援助をする】【摂食・嚥下機能の状態を見極め,安全な経口摂取と栄養状態を維持する】【身体機能およびコミュニケーション障害の進行に合わせて最適な意思伝達手段を選択し,患者が最小限の労力で他者と意思疎通を図れるよう援助する】【患者と信頼関係を築いている人々からの精神的サポートによって,安心感を得られるよう援助する】【患者が抱えるあらゆる身体的苦痛の原因を評価し,適切な援助をして緩和する】【人的資源の十分な確保と,病初期からの適切な介入によって家族の介護負担軽減のために援助する】が明らかとなった. 【結論】 ALS 患者のQOL を高める看護として,ALS 患者が納得した生き方を選択するための意思決定支援,進行する症状に適応した意思伝達手段の確保,安心した療養生活の保障と緩和ケア,家族のQOL 向上を含めた看護の必要性が示された.特に,意思決定支援は患者のQOL を高める看護の基盤であることが示唆され,ALS 患者へAdvance Care Planning および shared decision making を実践することが重要であると考えた.}, pages = {13--23}, title = {筋萎縮性側索硬化症患者のQOLを高める看護に関する文献検討}, volume = {16}, year = {2023} }