@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00002004, author = {鈴木, 明美 and 米澤, 弘恵 and 石綿, 啓子 and 遠藤, 恭子 and 錦織, 正子 and Akemi, Suzuki and Hiroe, Yonezawa and Keiko, Ishiwata and Kyoko, Endo and Masako, Nishigori}, issue = {2}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究は,自己充実的達成動機によって,看護師の生活行動援助の認識がどのように違うのかを明らかにすることを目的とした.  入院基本料7対1を導入する病院に勤務する看護師1,750人を対象に,質問紙による自記式留置き法で調査し,有効回答者1,305人(有効回答率89.6%)を分析対象とした.調査内容は,基本属性,堀野ら(1984)の作成した自己充実的達成動機尺度(自分自身にとって価値のあることを達成しようとする意欲を測定),田尾(1984)の作成した職務特性尺度(仕事を内在的に特徴づける5つの性質を測定)を用いた.統計解析には,SPSS Ver.20 for Win. を用い,自己充実的達成動機得点中央値63点で2群に分け,63点以上を高群,63点未満を低群とし,群間比較には,Mann-Whitney U検定を行った.  その結果,全体では,男性78人(6.0%),女性1,227人(94.0%)で,年齢は平均32.2 ± 8.8(SD)歳,臨床経験年数は平均9.9 ± 8.2 年であった.高群は,720人(55.2%)で,年齢は平均32.7 ± 8.8 歳,臨床経験年数は平均10.6 ± 8.5 年であった.低群は,585人(44.8%)で,年齢は平均31.7 ± 8.7 歳,臨床経験年数は平均9.1 ± 7.8 年であった.生活行動援助は,全体の9割が「健康回復に効果がある」と受け止めていた.自己充実的達成動機得点は,全体は平均63.4 ± 9.6 点,高群は平均70.0 ± 6.2 点,低群は平均55.3 ± 6.2点であった.  生活行動援助の職務特性5因子は,得点の高い順にみると全体,高群,低群共に,<多様性><相互依存性><自律性><フィードバック><役割の明瞭さ> の順であった.<多様性><自律性><相互依存性><フィードバック> は,高群は低群に比べて有意に(p<.001)得点が高かった.以上のことから,自己充実的達成動機すなわち自分自身にとって価値のあることの達成を目指す動機の強い看護師は,生活行動援助の認識(職務特性)が高いことが明らかとなったことから,看護師自身が自分の行っていることへの価値を認識し高めるには,その文化の中で価値があると認められることを達成しようとする意欲が重要であることが示唆された.}, pages = {87--101}, title = {看護師の自己充実的達成動機の強さによる生活行動援助の認識(職務特性)の比較}, volume = {5}, year = {2012} }