@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00002006, author = {諸岡, ゆり and 湯本, 敦子 and 和田, 佳子 and 赤羽, 由美 and 今泉, 玲子 and Yuri, Morooka and Atsuko, Yumoto and Keiko, Wada and Yumi, Akaba and Reiko, Imaizumi}, issue = {2}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {国内の文献から,2000年から2011年におけるペリネイタル・ロス研究の動向と課題を検討した.医学中央雑誌Web(Ver.5)をデータベースに,検索キーワードを「流産」,「死産」,「新生児死亡」,「ペリネイタル・ロス」,「看護」とし,前4 つのキーワードをそれぞれ「看護」と合わせ,原著論文として抽出した18件の国内文献を今回の分析対象とした.  その結果,研究対象者は,女性(母親),カップル(夫婦),看護職者・医療施設の3 つに大別された.女性(母親)は9件,カップル(夫婦)は2件,看護職者・医療施設は7 件の文献がそれぞれ抽出された.研究方法は,質的研究が12件,量的研究が6件であった.研究目的は,ペリネイタル・ロス体験やその心理,反応を明らかにしてニーズを捉えるもの,ケアの実際に関するもの,看護職者の心理に関するものであった.  女性(母親)を対象とした研究が多かった背景には,ペリネイタル・ロス体験の当事者であることに加え,その背景,体験の受け止め,ニーズなどが多様であり,長期に渡るフォローの必要性と体験理解のために研究が望まれていた.今回は,男性(父親)のみを対象とした研究は抽出されなかった.また,カップル(夫婦)を対象とした研究は2 件のみであり,ペリネイタル・ロス体験により生じる男女のずれや関係変化,家族としての発達課題が述べられていた.これにより,男性(父親)の体験やカップル(夫婦)単位での喪失体験への理解が必要であることが示された.そして,看護職者もペリネイタル・ロスに対するさまざまな反応があり,看護職者に対するケアへの研究の必要性が示唆された.}, pages = {117--128}, title = {日本におけるペリネイタル・ロス研究に関する文献検討}, volume = {5}, year = {2012} }