@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00002019, author = {平良, 由香利 and 室伏, 圭子 and 大釜, 徳政 and 鈴木, 純恵 and 内海, 香子 and 佐藤, 佳子 and 和久, 紀子 and Yukari, Taira and Keiko, Murofushi and Norimasa, Ogama and Sumie, Suzuk and Kyoko, Uchiumi and Yoshiko, Satou and Noriko, Waku}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {〈目的〉先行研究の分析を通して,虚血性心疾患患者の自己管理行動に対する意識と自己管理行動の実践を明らかにし,必要な看護支援を検討するための基礎資料を得る. 〈方法〉本研究は健康信念モデルを基に自己管理行動を考えた.脅威の認識に影響を与えたものを「自己管理行動に対する意識」,保健行動を「自己管理行動の実践」とした.そのうち,適切な行動を促す意識を促進要因とし,不適切な行動を促す意識を阻害要因と捉えた.虚血性心疾患患者の自己管理行動に関連する文献を選出し,意識,実践について述べられている研究結果を抽出し,質的帰納的にまとめた.さらに,健康信念モデルを用いて意識と実践の関連について考察した. 〈結果〉対象とした文献は24 件であった.虚血性心疾患患者は,発症を機に命の大切さを実感することを通して疾患という脅威を認識し,生活習慣を見直していた.さらに,自己管理をしなくてはならないと意識し,自身の目的遂行のために食事・運動・禁煙・飲酒・薬物に関する内容を中心に実施していた.自己管理行動を阻害する意識として,調整・配慮し続ける難しさや負担感,ストレス等が抽出された.そのため,脅威と認識するには不十分であり,適切な自己管理行動の有益性より障害の方が大きいと判断され,食事・運動・禁煙・飲酒・薬物管理ができないという不適切な行動を導きだしていた.冠動脈バイパス術を受けた患者では,自己管理行動を阻害する考えが抽出された. 〈結論〉自己管理行動を継続していく支援として,自己管理行動の評価を行い,患者が行動の見通しと自信が持てるよう関わり,患者の自己効力感を高める必要があると考えられた.本研究の結果に抽出されなかった自己管理に対する意識,自己管理行動の実践として睡眠呼吸障害,うつ・不安・不眠症に対する管理がある.今後は,これらに対する支援の構築および患者の意識と実践について系統的な研究が必要である.}, pages = {51--64}, title = {虚血性心疾患患者における自己管理行動に関する文献考察}, volume = {7}, year = {2014} }