@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00002022, author = {内海, 香子 and 鈴木, 純恵 and 佐藤, 佳子 and 清水, 安子 and 麻生, 佳愛 and 磯見, 智恵 and 福田, 敏子 and 小沼, 真由美 and 海老原, 輝江 and 木村, 紀子 and Kyoko, Uchiumi and Sumie, Suzuki and Yoshiko, Satoh and Yasuko, Shimizu and Kawai, Aso and Chie, Isomi and Toshiko, Fukuda and Mayumi, Onuma and Terue, Ebihara and Noriko, Kimura}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {【目的】全身性エリテマトーデス(以下SLEと略す)の治療経過中にステロイド糖尿病を発症した患者の病気の受け止め,セルフケアの実施内容と困難及びセルフケアのプロセスを明らかにし,ステロイド糖尿病患者への看護を検討することである. 【方法】1. 研究デザイン 事例研究 2. 対象 SLEの治療経過中にステロイド糖尿病を発症した外来通院中の患者で,研究への協力に同意が得られた者.3. データ収集内容と方法 対象属性,糖尿病とSLEのとらえ,セルフケアの実施内容と困難について,半構成面接を実施した.5. 分析方法 対象の語りから,病気の受けとめ,セルフケアの実施内容,セルフケアの困難に関する箇所を抽出し,質的帰納的に分析した.セルフケアのプロセスについては,抽出されたサブカテゴリーを経時的に整理した.6. 倫理的配慮 獨協医科大学生命倫理審査委員会の生命倫理審査委員会の承認を得た. 【結果】対象は,A 氏,50 代,女性,SLE歴36 年.SLE発症34 年目にステロイド糖尿病の診断を受け,インスリン導入となったが,ステロイド剤減量後,血糖値が安定し,発症35年目に経口血糖降下剤に変更した.以下,カテゴリーを【 】で記す.A 氏の語りから,病気の受けとめについて,【病気を受け入れるしかないと諦めている】など7 つ, セルフケアの実施内容について,【SLEの再燃を予防する】,【血糖値が高くならない程度に間食をする】など7 つ,セルフケアの困難について,【SLEの症状による苦痛がある】,【糖尿病のセルフケアに伴う困難がある】など4 つのカテゴリーが抽出された. 【考察】看護師は,原病であるSLEによるセルフケアの困難に加え,糖尿病,ステロイド剤の副作用による困難が加わるというセルフケアのプロセスを知り,患者の病気の受けとめ,セルフケアの困難を理解し,SLEと糖尿病に対する包括的なセルフケアへの援助が必要であることが示唆された.}, pages = {13--30}, title = {SLE の治療経過中にステロイド糖尿病を発症した患者の病気の受けとめ,セルフケアの実施内容と困難及びセルフケアのプロセス}, volume = {8}, year = {2015} }