@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00002024, author = {鶴見, 幸代 and 内海, 香子 and 鈴木, 純恵 and Sachiyo, Tsurumi and Kyoko, Uchiumi and Sumie, Suzuki}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {〈目的〉我が国の植込み式除細動器(Implantable Cardioverter Defibrillator:以下ICD)の作動に関連した不安を持つ患者への看護に関する看護研究の動向を明らかにし,今後行うべきICD 植込み患者への看護研究の課題を検討することである.〈方法〉医学中央雑誌Web 版を用いて,キーワードを「ICD」と「不安」,「作動」,または「精神」として1996年~ 2014年の文献検索を行い,ヒットした文献からICDに関連しない文献と重複を除いた文献を入手した.研究デザイン及び研究発表年,筆頭著者の所属機関,研究論文の種類,対象,データ収集方法,および分析方法は記述統計を用いて,研究目的と研究内容は質的帰納的に分析を行った.〈結果〉12件の文献を分析の対象文献とした.研究デザイン及び研究発表年は,2003 年が4件(質的研究2件,量的研究2件)で最も多かった.筆頭著者の所属機関は,大学病院以外の病院が6名で最も多かった.研究の種類は,原著論文が1件,事例報告が2件,研究報告が4件,報告書が6件であった.対象は,外来患者とその家族が最も多く7件であった.データ収集方法は,質問紙法が最も多く8件であった.分析方法は,記述統計が8件と最も多かった.研究内容について類似性に基づき分類した結果,【ICD植込み患者のQOL】,【植込み型心臓機器の遠隔モニタリングへの認識】,【ICD植込み患者の生活】,【ICD植込み患者と家族の不安に対する看護】の4 つの大項目が抽出された.〈結論〉今後は,我が国でのICD植込みに関連した不安を持つ患者に対し,対象数を増やした精度の高い研究や,ICD植込み患者や家族が持つ詳細な不安を明らかにする質的研究,不安の軽減の為に有効とされている認知行動療法を用いたチームアプローチによるプログラム確立のための研究を行う必要がある.また,ICDと同様の機能を持つ両室ペーシング機能付き植込み型除細動器を植込んだ患者と家族の不安についても明らかにし,必要な看護の示唆とする必要がある.}, pages = {39--50}, title = {我が国の植込み式除細動器の作動に関連した不安を持つ患者への看護に関する研究の動向}, volume = {8}, year = {2015} }