@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00002026, author = {沼里, 礼美 and 野口, 貴史 and 金子, 昌子 and Reimi, Numari and Takafumi, Noguchi and Shouko, Kaneko}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {せん妄に関する看護研究は約半世紀に亘り取り組まれてきた.2008年までの文献検討の結果では,発症要因を探索する研究と,予防や発症時のケアに関する研究に大別された.しかし未だにせん妄患者の看護は確立されておらず,看護上の課題が指摘されている.  そこで2009年~2014年までの研究成果の特徴を再度確認し,今後のせん妄に関する研究の示唆を得たいと考え,文献検討に取り組んだ.  文献は,「急性期(急性)」「せん妄」「看護」をKey word として検索した.検索範囲は,医学中央雑誌WEB 版Ver.5 及びCiNii(Citation Information by NII, NII 学術情報ナビゲータ)である.その結果,医中誌WEB にて120件,CiNii36件の計156件を抽出した.その中から「原著論文」のみを再度検索し,13文献を選定した.  分析は,これまでの文献検討が研究者の主観で行われ,その客観性が問われてきた.そのため今回は,質的データを量的(多変量解析)に分析する,計量テキスト分析を用いた.その結果,これまでと同様の因子探索を目的とした【せん妄発症を誘発する個人要因】【せん妄発症要因とせん妄発症によるリスク】【せん妄と脳梗塞の関連】【看護師のアセスメント視点とせん妄ケア】【看護師によるせん妄の経験的予測と判断】【せん妄予防と治療の効果】であった.そのため疾患や治療の異なる事例を対象として,同一のアセスメント視点や介入,せん妄の判断基準に基づく評価を行う,共通の看護過程に応じた一貫性のあるプログラムを導入し,事例研究の蓄積を通して検証する必要性が示唆された.}, pages = {59--68}, title = {せん妄に関する看護研究の計量テキスト分析による文献検討 ─2009年~2014年の原著論文に焦点をあてて─}, volume = {8}, year = {2015} }