@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00002030, author = {遠藤, 恭子 and Kyoko, Endo}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {【はじめに】基礎看護教育に活用するための看護実践能力を向上することを目的とし,病棟へ出向した.カルバペネム耐性腸内細菌検出と対策徹底についての緊急通告を受けて今回は,感染防止対策の重要性に焦点をあてて報告する. 【方法】平成26年10月から12 月,出向先の病棟にて,チームの一員として看護を行った.病床数32床,看護師数20人で,チームナーシングとプライマリー制をとっていた. 【報告】出向先の病院では,施設内感染防止体制の確保及び推進のため,院内感染防止対策委員会が設置され,その中心的な実践活動を担う教職員の集団として,ICTが活動を行っている.病棟からは,主任と看護師1人が構成員になっており,週に一回,医療に係る感染防止のためラウンドを行い,結果を病棟にフィードバックして改善に努めている.出向先の病棟は,術後の状態の変化に常に配慮しなければならない患者がいる一方,状態は落ち着いているものの,患者のペースに合わせて安全を担保しながら,時間をかけてケアを行う必要性がある患者も多くいた.その多様な業務の中でも看護師は,標準予防策を徹底しようと相互協力し日々看護を行っていたが,カルバペネム耐性腸内細菌患者の発生があった.その原因として,医療者が感染の媒体になってしまった可能性が否定できないと考える.感染の原因は医療者にあり,自分が媒体者であるという自覚をもち,目的・根拠を十分に理解したうえで行動することが必要であると考える.学生に対しても,教員間で原理原則や根拠に関する共通の認識をもち,教育にあたることが大切であると再確認した. 【まとめ】感染防止に関する知識や技術は,基礎看護学の演習の中でも早期に教育を行う.根拠を踏まえて,正しい知識と技術で実施できるような教育計画の再考が必要と考える.}, pages = {99--105}, title = {感染防止対策の重要性の再認識}, volume = {8}, year = {2015} }