@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00002033, author = {板倉, 朋世 and Tomoyo, Itakura}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {〈目的〉看護大学の教員としての教育研究実践能力の向上を目的として,千葉大学看護学部基礎看護学教育研究分野への学外研修に参加した.本報では,看護基本技術および看護過程の展開に関する教育方法についての学びを報告する. 〈方法〉研修先で開講されている基礎看護学関連の教育および研究活動について,その企画・実施・評価に参加し,基礎看護学を構成する科目間の系統性,学生への教授方法,教員間の連携等などについて学んだ. 〈研修での学びおよび本学の授業への活用〉研修前に抱えていた具体的な課題は,基礎看護技術の授業では,既習学習による前提知識の確認などに時間を要してしまい講義時間が多くなってしまう.その結果,演習では技術の模倣で終わってしまい,技術到達度のチェックが十分にできていないという点にあった.研修先の教育では,〈自己学習─グループ学習─個別指導─自己評価〉システムを用いて,主体的なグループ学習を通して学生個々の看護技術の修得レベルと自己評価能力を高めるとともに,メンバー相互の力を生かし,学習効果を高められるようになっていた.看護過程の展開では,人々がよりよい健康状態に向かって生活することを支援するための方法論の定式と表現し,F. ナイチンゲールが提唱した対象に“三重の関心”を注ぐことが基盤となっていた.対象に第一の関心(知的な関心)を注ぐためには,専門的な知識が問われる.第二の関心(心のこもった人間的な関心)を注ぐためには,人間性が問われ,第三の関心(実践的・技術的な関心)を注ぐためには,論理性・独創性が問われる.この方法論の定式に則り,看護実践の理論的根拠となる看護の実践方法論を教授していた.これらの具体的な学びを基盤として,平成27年度の基礎看護学領域への授業への活用を検討した.}, pages = {133--146}, title = {看護基本技術および看護過程の展開に関する教育方法の検討 ─千葉大学看護学部基礎看護学教育研究分野での研修を踏まえて─}, volume = {8}, year = {2015} }