@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00002055, author = {林, 幸子 and 野口, 貴史 and 小西, 敏子 and Sachiko, Hayashi and Takafumi, Noguchi and Toshiko, Konishi}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {【目的】我が国におけるフライトナースに関する先行研究を整理し概観することで,研究の動向や課題を明らかにすることを目的とする. 【方法】医学中央雑誌Web 版を用いて,「フライトナース」,「救命航空機」,「ドクターヘリ」をキーワードに検索を行い,フライトナースの活動や特性に焦点をあてていない文献および特集を除外し,分析対象とした.分析は,発表年,筆頭著者の所属機関,研究デザイン,研究対象,データ収集方法,分析方法について記述統計を行い,研究内容については類似した内容のものを集めて分類した. 【結果】対象文献は13件であり,年0~3件のペースで発表されていた.分析の対象となった文献の筆頭著者の所属機関は,病院が7件,教育機関が6件,研究デザインは,質的研究デザインが7件,量的研究デザインが6件であった.研究対象は,フライトナースが7件,フライトナースを含む救急領域で勤務する看護師が2件,ドクターヘリで搬送された患者と同乗した家族が1件,同乗した家族のみが1件,看護記録などの記録類を対象としたものが2件であった.データ収集方法は,面接法が7件,質問紙調査法が4件,看護記録などの記録調査法が2件であった.研究内容は【フライトナースのバックアップ体制】,【フライトナースの心理】,【フライトナースの役割】,【フライトナースの知識】の4 つの大項目に大別された. 【結論】フライトナースに関する研究は,フライトナースの心理面に関する研究と看護実践に焦点をあてたフライトナースの役割に関する研究が11件を占め,研究者の関心がフライトナースの心理や役割に向いていることが推測された.また,今後の研究課題は,継続教育も含めたフライトナースの教育体制の確立,フライトナースの心理的サポートの充実,搬送患者の家族に対する看護支援,プレホスピタルにおける患者・家族への看護実践の客観的評価,フライトナースの経験値を明らかにすることである.}, pages = {1--10}, title = {我が国のフライトナースに関する研究の動向}, volume = {10}, year = {2017} }