@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00002066, author = {仁戸部, 富恵 and 山口, 久美子 and 鈴木, 純恵 and 大竹, 一榮 and Tomie, Nitobe and Kumiko, Yamaguchi and Sumie, Suzuki and Kazuei, Otake}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {【目的】 地方の二次救急を担う中規模病院の看護師の離職意思に影響する仕事のとらえ方・職場環境の関係及び職位による認識を明らかにする. 【方法】 T 県内の169~398床の二次救急を担う病院6施設の看護師760名(便宜的サンプリング)を対象に自記式質問紙調査を行った.質問内容は個人属性,離職意思の有無,今の仕事のとらえ方14項目,職場環境57項目(日本語版NWI-R:the Revised Nursing Work Index)を使用した. 【結果】 760名に配布し回収率88.6%,有効回答427名(有効回答率56.2%)であった.看護師の離職意思の影響要因として7項目が抽出された.個人属性では①プリセプターとしての役割,仕事のとらえ方では②仕事と生活のバランス,③仕事の分担と計画的な業務遂行であった.職場環境では,④十分な看護師配置,⑤看護師の学位取得の支援,⑥労働環境は楽しく魅力的で快適な職場,⑦仕事の方針・手順・方法の整備であった.職位別の認識では,仕事のとらえ方の職務満足度と経営への関心について,スタッフと管理者(主任・師長)で有意差が認められた.職場環境について有意差はなかった. 【考察】 今回の研究において,看護師は「プリセプターの役割への負担感」,「仕事に対して不満足」,「キャリアアップへの願い」や,「楽しく仕事をしたい」と思っていることが明らかになった.看護師長はスタッフ・主任の職場環境の認識の違いを理解し,離職意思が離職に移行しないよう職場環境の改善や人材育成を行うことが必要と考える. 【結論】 離職意思に影響する要因の7項目が離職防止のための介入項目であり,スタッフと主任・師長との認識の相違を考慮した対応が求められる.}, pages = {13--26}, title = {看護師の離職意思に影響する要因の検討 ─職位別の仕事のとらえ方・職場環境に焦点をあてて─}, volume = {11}, year = {2018} }