@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00002067, author = {佐藤, 友子 and 今泉, 玲子 and 池下, 貴子 and 奥出, 尚子 and Tomoko, Sato and Reiko, Imaizumi and Takako, Ikesita and Naoko, Okude}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {【目的】 助産学実習における分娩介助技術の習得経過と実習終了時の到達度を明らかにし,今後の講義・演習および実習の方向性について検討するための基礎資料とする. 【方法】 平成X年度と平成Y年度にA大学助産学専攻科に在籍した学生の分娩介助評価表を対象とし,分娩介助例数ごとの習得経過と,実習の初期・中期・後期における到達レベルについて分析を行った. 【結果】 全項目の評価平均点は分娩介助例数を重ねるごとに上昇し,10例目における評価平均点は,平成X年度2.1点,平成Y年度2.2点であった.分娩進行状態の診断,胎児の健康状態の診断,児娩出の介助技術に該当する項目は,10例目でも2点未満であったが,「助産計画の立案・修正」「児頭娩出の調節」などで,初期と後期の点数に有意な差が認められた.助産診断に直接関係のない「ガウンテクニック」「正しい手技での臍帯切断」などは,初期から点数が1点台となり,中期で2点台,後期では2点台後半であった. 【考察】 分娩介助の例数が進むにつれ知識・技術を習得していることが明らかとなった.しかし,分娩進行状態の診断,胎児の健康状態の診断,児娩出の介助技術に該当する項目は,10例目であっても,指導者のわずかな助言により実施できるレベルに達していなかった.今後の学習方略として,学生が経験する可能性のある事例のシミュレーションを講義・演習に取り入れ実習前の学習を充実させること,教員が学生の省察を一緒にたどり,アセスメントの思考過程と分娩介助技術を関連させて考えられるよう振り返りを行うこと,学生が段階的に目標を達成していけるよう各時期の到達度レベルを設定することがあげられた.}, pages = {27--40}, title = {助産学専攻科臨地実習における分娩介助技術の習得経過と到達度の評価}, volume = {11}, year = {2018} }