@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00002069, author = {板垣, 昭代 and 相原, 綾子 and 会沢, 紀子 and 塩澤, 百合子 and 野尻, 由香 and Akiyo, Itagaki and Ayako, Aihara and Noriko, Aizawa and Yuriko, Shiozawa and Yuka, Nojiri}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {【目的】 保健師教育は保健師・看護師の統合カリキュラム(以下,統合カリキュラム)から学部選択制への移行期を迎えている中,看護系大学数の急増に伴う統合カリキュラムの実習体験不足を示唆する研究は多岐に渡るが,現在も統合カリキュラムの中で展開される保健師教育の成果を評価する研究は見当たらない.そこで本研究では,選択制を導入した保健師教育の実習経験評価に関する先行研究との比較から,統合カリキュラムにおける保健師教育の成果を評価するための基礎資料を得ることとした. 【方法】 対象;統合カリキュラムのD大学4年次公衆衛生看護学実習経験録112名分.方法;東京都特別区内の選択制7大学(以下,7大学とする)を対象とした先行研究 12)で作成された実習で体験すべき15 項目に準じてD 大学の経験録から抽出し,7大学とD大学の①属性,②実習概要,③体験割合を比較した. 【結果】 対象学生112名,回収数102名(回収率91.1%).①学生属性;有意差なし(p=0.43).②実習概要;D大学は所在県内に9 保健所・18 市町の実習施設があり,実習期間3週間(7大学4週間)③体験割合;15 項目の平均が7大学・D大学共に8割以上であり,有意差のあるD大学の方が高い経験項目は「保健所の見学」,有意差のある低い体験項目は「訪問での体験」「問診体験」「関連機関見学」であった. 【考察・結論】 実習受け入れ機関が潤沢に確保され,選択制と比べ実習期間は短いものの,体験項目の平均が8割以上と短期間で多様な保健師活動が体験できていた.これは,実習前に実習指導者と教員で進め方を協議し,実習環境を調整することで,選択制と同様の実習体験ができたと言える.保健師のみならず,地域看護の視点を持つ看護師が育成されていることは,統合カリキュラムの成果であると評価することができた.}, pages = {57--64}, title = {保健師・看護師統合カリキュラムにおける公衆衛生看護学実習の実習経験内容分析と課題}, volume = {11}, year = {2018} }