@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00002070, author = {河野, かおり and 板倉, 朋世 and 遠藤, 恭子 and Kaori, Kono and Tomoyo, Itakura and Kyoko, Endo}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {【目的】 臨床実習指導者と教員が協働した基礎看護技術演習の実態と今後の課題を明らかにする. 【方法】 A大学病院に勤務する臨床実習指導者6名とA大学看護学部基礎看護学教員3名を対象とした.演習準備,演習の内容・方法,演習後のフィードバックについて無記名自記式質問紙で調査した.分析方法は,選択式データは単純集計を行った. 【結果】 回収数は臨床講師6名,教員3名(有効回答率100%)であった.演習前の資料配布時期や打ち合わせに要する時間・内容は,臨床講師,教員の全員が「適切である」と回答した.演習内容については,臨床講師の約80%で指導方法に新しい発見があり,約70%が指導内容や学生との関係作りで困っていた.具体的には,「学生への接し方」「どのように介入したら良いのか分からなかった」「技術チェックの評価を確実にできているか不安」「教科書と臨床での看護援助方法の違い」「勤務時間の規定による演習への参加可能時間への限界」であった.「指導内容と臨床での看護技術の乖離」については,教員全員が「乖離はない」と回答したのに対し,臨床講師の約80%が「乖離がある」と回答した.演習後の学生の感想や事後レポートをフィードバックする方法は,臨床講師全員が「良かった」と回答した.臨床講師と教員全員が,協働した演習を実習指導に活かすことができ,人事交流を図るのに効果的であったと回答した. 【結論】 基礎看護技術演習へ参加した臨床講師にとっては,学生の実態把握,学生の気持ちの理解,自己の看護技術を振り返る機会となった.また,臨床と教育の連携強化や人事交流が図れた.今後の課題として,臨床で実践している看護援助を精査し,本学の教育目標を根幹として教育内容を検討すること,指導に関する詳細でタイムリーな意見交換を行いながら演習を進めていくことが挙げられた.}, pages = {65--75}, title = {臨床実習指導者と教員が協働した基礎看護技術演習の実践報告}, volume = {11}, year = {2018} }