@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00002180, author = {越雲, 美奈子 and 板倉, 朋世 and 河野, かおり and 遠藤, 恭子 and 茅島, 綾 and Koshikumo, Minako and Itakura, Tomoyo and Kono, Kaori and Endo, Kyoko and Kayashima, Ryo}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {【目的】 看護大学生の臨地実習中の生活習慣形成におけるポジティブ・デビエンスを明らかにし,実習中の生活習慣形成に向けた支援を検討していく基礎資料を得ることを目的とする. 【方法】 実習中の生活を整えられた看護大学生に対し,インタビューガイドに基づく半構成的面接を行った.面接内容を逐語化しデータとして,看護大学生が実習中の生活を整えていく認識と行為を語っている箇所に着目してコードを作成し,質的帰納的に分析した. 【結果】 参加者は,A看護大学4年生9名であった.全員が女性で,年齢は21~22歳であった.参加者の語りから,実習中の生活習慣形成におけるポジティブ・デビエンスとして,【看護学生としての自覚をもつ】,【実習を中心に生活リズムを整える】,【気持ちを実習に向ける】,【体調管理に力を入れる】の4カテゴリーが抽出された. 【考察】 ポジティブ・デビエンスのカテゴリーは,認識と行為に分類でき,認識が行為の前提となっていると考えられた.【気持ちを実習に向ける】,【看護学生としての自覚をもつ】という認識が前提となって,各実習期間のスケジュールと一日の学修計画を立案し,効率的に学修する等の【実習を中心に生活リズムを整える】行為に繋がっていた.また,【看護学生としての自覚をもつ】という認識を前提に,手洗いと同時に含嗽も徹底する感染予防,就寝と起床時間の調整等による睡眠時間の確保,毎日の朝食摂取の徹底等の【体調管理に力を入れる】行為に繋がっていた.これらのことから,ポジティブ・デビエントは,自己の性格や体調,学修スタイル等の特徴を踏まえ,どのように生活を整えると実習を乗り越えることに繋がるのか思考し行為に繋げていると考えられた.生活習慣形成に向けた支援として,学生が自己の特性について知り,自己管理していけるための支援が,実習中の望ましい生活習慣形成に役立つと考えられた.}, pages = {17--28}, title = {看護大学生の臨地実習中の望ましい生活習慣形成におけるポジティブ・デビエンス}, volume = {12}, year = {2019} }