@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00002182, author = {塩澤, 百合子 and 板垣, 昭代 and 野尻, 由香 and 会沢, 紀子 and 相原, 綾子 and 鈴木, 達也 and 金子, 昌子 and Shiozawa, Yuriko and Itagaki, Akiyo and Nojiri, Yuka and Aizawa, Noriko and Aihara, Ayako and Suzuki, Tatsuya and Kaneko, Shoko}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {【目的】 大学における看護基礎教育において保健師養成が選択制に移行する一方で,国が行う地域包括ケアシステムの推進に向けて,地域を包括的・継続的に捉えて看護を展開する看護職の育成が求められている.本研究においては,統合カリキュラムで保健師教育を学修した卒業生は,卒業後の看護実践において統合カリキュラムの学修がどのように役立っていると捉えているかを明らかにする. 【方法】 統合カリキュラムの教育を受けたA 大学看護学部の卒業生732 名のうち,調査の協力に同意を得られた123名に郵送法による質問紙調査を実施した.調査内容は,保健師教育は看護実践に役立っていますか,についての選択肢の回答とその内容の自由記載を求めた.「役に立っている」と回答のあった者について内容分析の手法を用いて分析した. 【結果】 回答した卒業生(以下,卒業生)84名のうち,看護実践に「役立っている」と回答したのは63 名で,役立っていると捉えた内容は【退院後の具体像をイメージした退院調整の実施】【看護を幅広く捉えて看護実践に活用】【地域や保健師等との連携】【病院と地域を意識した捉え方】【保健師活動の理解】【保健師業務の実践】【職業選択の広がり】の7 のカテゴリーであった. 【結論】 卒業生の4 分の3は,保健師教育は看護実践に役立っていると捉えているが,内容は退院支援に関するものが多く,保健師活動に関するものはわずかであった.退院支援は看護師教育の学修内容でもあり,保健師教育のみの学びとは言い難い点がある.しかし,公衆衛生看護学実習を通して,保健師活動の理解が深まることで,地域における多職種との連携を理解していることが示唆され,地域のシステムづくりを学んで,在宅看護と公衆衛生看護の両者の視点から幅広い看護の提供に役立つ可能性が示された.また,看護師から保健師への転職者がおり,職業選択の広がりに役立っていることが示された.}, pages = {39--48}, title = {統合カリキュラムの保健師教育が卒業後の看護実践で役立っている内容 ─調査票の自由記載から─}, volume = {12}, year = {2019} }