@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00002307, author = {塩澤, 百合子 and 板垣, 昭代 and 野尻, 由香 and 会沢, 紀子 and 鈴木, 達也 and 金子, 昌子 and Shiozawa, Yuriko and Itagaki, Akiyo and Nojiri, Yuka and Aizawa, Noriko and Suzuki, Tatsuya and Kaneko, Shoko}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {【目的】開学時から10年を迎えたA大学看護学部卒業生の就業状況を明らかにする. 【方法】A大学看護学部の卒業生732名のうち,調査の協力に同意を得られた123名に郵送法による質問紙調査を実施した.調査内容は,選択肢の回答と一部自由記載を求めた.分析は調査項目の単純集計とχ2検定,自由記載については類似性に従い分類した. 【結果】84名の卒業生から回答があり,回答のあった卒業生の看護職就職は94%で,うち67.9%は最初の職場に継続勤務しており,継続者の継続理由は職場の人間関係がよいが56.1%で,遣り甲斐があるが36.8%であった.回答者の86%は今後も看護職を継続する希望があるが,その中の41.7%は転職及び退職を希望しており,希望する異なる職種の転職先は保健師が希望者8名中6名と多かった.一方,仕事に満足しているのは48.8%であった.どちらともいえないと答えている者は38.1%であり,理由は時間に追われて寄り添う看護ができないや,キャリアアップの必要性を感じるや職場の待遇や環境への不満であった.回答者の75%は,業務や課題の多さに仕事の継続が困難という思いを抱きながらも実際の退職経験者は32.1%であり,困難を抱える者のうち95.2%は同期入職者などの相談者を持ち,専門的な学習機会に参加し看護職を継続していた.大学へ期待することとしてはセミナー・研修会や卒業生同士の交流・学習の機会があがった. 【結論】回答者の94%は看護職で働き,67.9%は最初の職場に勤務にしており,継続理由は人間関係をあげており,退職理由はライフイベントであった.仕事に満足感を感じている48.8%の者は,遣り甲斐のある仕事と感じていた.仕事の継続に困難な体験があった75%は相談者を持ち,86%は今後も看護職を継続希望し,41.7%は転職・退職の希望を持っていることが概観できた.}, pages = {73--86}, title = {A大学看護学部卒業生の動向調査 ─就業状況を中心に─}, volume = {13}, year = {2020} }