@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00002505, author = {野村, 好平 and 小森, 慈海 and 今高, 城治 and 吉原, 重美}, issue = {1}, journal = {Dokkyo Journal of Medical Sciences}, month = {Mar}, note = {2020年春以降,COVID-19の流行拡大に伴う緊急事態宣言と社会的不安のため不定愁訴で小児科外来を受診する患者が増えた.多くの患者は不安に伴う一時的な心因反応であるが,臨床的には起立性調節障害(OD)の鑑別が大切である.当院ではODの診断に心電図と自動血圧計を用いたシェロング試験を施行している.我々は不定愁訴で当院を受診しシェロング試験を実施した患者について,診療録を基に後方視的にODの診断とサブタイプ分類を行った.調査期間は2020年1月〜2021年1月末の13カ月で,対象者40名に計42回のシェロング試験が行われた.平均年齢は13.1歳,男子22例,女子18例で,平均BMIは19.1であった.検査施行は午前29例,午後11例であった.小児起立性調節診断・治療ガイドライン2015の身体症状項目による主訴は,頭痛23例,めまい・立ち眩み12例,朝起きられず遅刻や欠席11例,消化器症状10例で,現病歴に13例で意識消失を認めていた.シェロング試験は40例中36例が陽性であった.シェロング試験陽性者のODサブタイプは体位性頻脈症候群が23例を占めていた.重症度では13例が重症に分類された.不定愁訴のある小児では体位性頻脈症候群の診断を念頭にシェロング試験を行うことが肝要である.}, pages = {51--56}, title = {当院小児科で施行した起立負荷心電図 (シェロング試験)40例の検討 ─体位性頻脈症候群との関連について─}, volume = {48}, year = {2021} }