@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00005066, author = {落合, 秀樹 and 金子, 昌子 and 丸井, 明美 and Ochiai, Hideki and Kaneko, Shoko and Marui, Akemi}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {【目的】 7対1看護体制下の急性期病院で勤務する看護師の仕事意欲に関する影響要因を明らかにする. 【方法】 栃木県内の7対1看護体制下の急性期病院 10施設に勤務する役職者(師長・主任)を除く常勤看護師 1,132名に対し,無記名自記式アンケートを実施した.質問項目は看護師の仕事意欲測定尺度と,個人属性,職場環境,友好的な人間関係,患者と看護師の関係,仕事に向き合う姿勢,7対1看護体制の算定要件や職場の運営方針の 40項目である.分析は仕事意欲測定尺度の得点を高群低群の2群の従属変数とし,多重ロジスティック回帰分析を行なった. 【結果】 アンケートの回収数は 515部(回収率は45.5%),有効回答数 480部(有効回答率は88.1%)であった.仕事意欲は「理想の看護ができる」(AOR 1.755, 95% CI:1.005-3.066),「自分の病棟が好きだ」(AOR 3.865, 95% CI:2.214-6.746),「支えとなる同期や同僚がいる」(AOR 2.179, 95% CI:1.178-4.032),「患者からの言葉が励みになる」(AOR 2.452, 95% CI:1.015-5.920),「目的意識を持っている」(AOR 2.068, 95% CI:1.216-3.517),「看護を通して自己の成長を感じる(AOR 3.535, 95%CI:1.927-6.485),「研修や学会に積極的に参加する」(AOR 2.164, 95% CI:1.140-4.109),「看護職をやり続ける(AOR 2.401, 95% CI:1.366-4.128),「病院組織の一員であるという思いがある」(AOR 1.916, 95% CI:1.094-4.109)の9項目が関連していた. 【結論】7対1看護体制下の急性期病院で勤務する看護師の仕事意欲は,「理想の看護ができる」「自分の病棟が好きだ」「支えとなる同期や同僚がいる」「患者からの言葉が励みになる」「目的意識を持っている」「看護を通して自己の成長を感じる」「研修や学会に積極的に参加している」「看護職をやり続ける」「病院組織の一員である」という要因が関連していた.仕事意欲を高めるためには,良好な人間関係を築ける環境,明確で具体的な看護実践ができるようキャリア発達を促進させる環境といった組織風土の改善,また管理者は理念や経営方針をきちんと伝達・共有していく取り組みを行い,運営方針や経営にも関心を持たせることが必要である.}, pages = {31--44}, title = {7:1 看護体制下の急性期病院に勤務する看護師の仕事意欲に関連する要因:横断研究}, volume = {14}, year = {2021} }