@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00005067, author = {佐藤, 忍 and 金子, 昌子 and 湯澤, 淳 and 丸井, 明美 and 鶴見, 幸代 and Sato, Shinobu and Kaneko, Shoko and Yuzawa, Jun and Marui, Akemi and Tsurumi, Sachiyo}, journal = {獨協医科大学看護学部紀要, Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing}, month = {Mar}, note = {【目的】 老年看護学実習で学生が受け持った対象者と学生の学びの内容を明らかにし,カリキュラム改正後の高齢者看護学実習の目的・目標設定及び対象選定の条件を検討する. 【方法】 老年看護学実習の履修学生82名のうち同意を得た68名のデータを分析した.実習記録より, 対象者情報の年齢,性別,世帯構成,要介護度,障害高齢者の日常生活自立度,認知症高齢者の日常生活自立度,現病歴,既往歴,認知症の有無,ADL,移動手段,実習施設の種類,リハビリテーションの経過別ステージ,入院・入所から学生が受け持つまでの日数を集計した.学生の学びは,実習を通して得た学びと自己の課題の項の記述をデータとし,内容の特徴を捉えるために計量テキスト分析を行った. 【結果】 受け持ち対象者は,後期高齢者の女性が多く,認知症や病歴に脳血管疾患や骨折などがあり, 日常生活全般にわたり介護支援が必要な対象であった.学生の学びで抽出された高い頻出語句は,「生活:160」「学ぶ:110」「看護:103」等であった.また,語の共起関係から【対象者の状態をアセスメントし,望みを知ることの大切さ】,【生活を考えた関わりの必要性】,【対象者の回復を援助することの重要性と自分の援助スキルの向上の必要性】,【退院に向けて対象者の ADL の向上やできることを増やすケアの重要性】,【生活の場によるコミュニケーションの難しさ】,【本人や家族の持つ力を活かせるような支援】【年齢や障害の程度など個別性を考慮した関わり】の 7 つのカテゴリにまとめられた. 【結論】 受け持ち対象者は,日常生活全般に介護を要する高齢者が多かった.学生の学びは,7カテゴリで構成され,老年看護学実習の目標に達する学修内容であった.高齢者看護学実習では,健康高齢者や要支援高齢者を含む実習施設を選定すること,高齢者とのコミュニケーションや看護職に必要な倫理観の育成を含む実習目標を設定する必要性が示唆された.}, pages = {45--56}, title = {高齢者を対象とした看護学実習での受け持ち対象者と学生の学びの実態}, volume = {14}, year = {2021} }