@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00000507, author = {加納, 健一 and 有阪, 治 and Kano, Kenichi and Arisaka, Osamu}, issue = {3}, journal = {Dokkyo journal of medical sciences}, month = {Oct}, note = {精神的あるいは肉体的ストレスに対して.生体がどのように対応しているかをみる指標として,尿中の17-水酸化コルチコステロイド(17-OHCS)(生体の摩耗と断裂)と17-ケトステロイド硫酸抱合体(生体の修復と回復)とを同時に測定することによって把握できる,これらはストレス・バロメーターと呼ばれている.我々は世界で初めてこのストレス・バロメーターの小児の正常値を明らかにし,また小児科領域での各種疾患での臨床応用の可能性についても明らかにした.すなわち,夜尿症では精神的ストレスに関係する二次性夜尿症だけでなく,一次性夜尿症でもストレス・バロメーターが異常を示す症例では抗うつ剤の効果を認めた.また不登校は各種原因で起きるが,いじめが関与しているとストレス・バロメーターは異常を示す.原因が解決され,登校できるようになるとストレス・バロメーターは正常化する.神経性食欲不振症は思春期の女性に特有な疾患である,多くの症例では尿中17-OHCSは低下しているが,逆に高値を示す症例では学校でのいじめや家庭内でのトラブルが継続していることがある.痒みや痛みに対してもストレス・バロメーターは敏感に反応する.このようにストレス・バロメーターを測定することによって,問診ではわからなかったストレスの関与の仕方がわかり,臨床的にストレス・バロメーターを測定することは有用である., 特集, Special Edition}, pages = {249--254}, title = {小児科領域におけるストレス・バロメーターの臨床応用 : 小児のストレス・バロメーター}, volume = {33}, year = {2006}, yomi = {カノウ, ケンイチ and アリサカ, オサム} }