@misc{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00005354, author = {大沼, 広樹 and 野澤, 成大 and 土屋, 智裕 and 鈴木, 圭輔}, month = {Feb}, note = {【目的】医学部3 年生が臨床現場におけるコミュニケーションを学ぶ機会である参加型病院実習(ACHI)について、コロナ流行を踏まえ、教室内でも実施可能な実習方法について検討し、実施したため報告する。 【方法】全体を7~8人のグループに分け、ロールプレイ形式の実習を行った。各自が自ら引いたカードに書かれた立場で話し合うことで、コミュニケーションの重要性や、意思決定の難しさを学べるよう設計した。実習の最後に選択肢形式のアンケートを実施し、学習度合いの把握を行った。 【結果】参加者は118名、アンケートの回収率は90%であった。各項目に関しては「意見を述べることができたか」、「他者の意見を尊重できたか」の問いには過半数が「そう思う」と返答した。逆に「意見をまとめるよう行動できたか」、「意思決定を実際に実行できるか」の問いには否定的な回答がやや多い傾向であった 【考察・結語】臨床現場では意思決定のため、インフォームド・コンセントやShared decision making(SDM)が用いられているが、学生生活では意識してこれらの手法を選択・実践するケースは少ない。医学部3年生は発言、傾聴に関しては熟練しているものの、意思決定に関しては発展途上である可能性が示唆された。今後はより効果的な実習方法を検討していきたい。}, title = {O-10 医学部3年生を対象としたシナリオを用いたコミュニケーション教育}, year = {2023} }