@article{oai:dmu.repo.nii.ac.jp:00000655, author = {西, 悠}, issue = {1}, journal = {Dokkyo journal of medical sciences}, month = {Mar}, note = {Wistar系雄性ラットを用い,心筋梗塞を作製後,慢性期にフェニレフリンによるα_1受容体刺激をおこない,左室拡張機能ならびにCa^<2+>結合蛋白質アネキシンVの細胞内移動について免疫組織学的に検討した.ラット左冠状動脈前下行枝を結集し, 10-13週間後に,梗塞群(n=6)と非梗塞群(sham-ope群, n=4)にフェニレフリンを30μg/kg/分で, 30分間投与した.心拍数,左室収縮期圧(LVP max),左室拡張最小圧(LVP min),左室拡張末期圧(LVEDP)を測定し,左室圧一次微分の最大陽性dP/dt (+dP/dt),左室圧一次微分の最大陰性dP/dt (-dP/dt)を計測した.梗塞群ではフェニレフリン投与後,左室拡張最小庄(p<0.05),左室拡張末期圧(p<0.05)が有意に上昇し,左室拡張障害を惹起した.非梗塞群ではフェニレフリン投与で拡張障害は起こらなかった.梗塞群で梗塞サイズと左室拡張最小圧(p<0.01),左室拡張末期圧(p<0.01), -dP/dt (p<0.001)は有意な正の相関関係を示した.更に,梗塞心の非梗塞部心筋ではフェニレフリン投与によりアネキシンVの細胞質からの消失,細胞外逸脱を認めた.以上より,慢性梗塞心においてはα_1受容体刺激により容易に拡張障害を起こすこと,その際,アネキシンVの細胞内移動を伴うことが明らかとなった., 学位申請論文}, pages = {T43--T50}, title = {α_1受容体刺激による左室拡張障害の発生に関する検討 : ラット梗塞心による実験的検討}, volume = {35}, year = {2008}, yomi = {ニシ, ユウ} }